k18ナヴラタンペンダント クンダン ミナカリ

約43ミリx25ミリ  厚さ3ミリ

インド伝統のクンダンミナという格式の高い様式を用いたジュエリー。
マハラジャたちは、大概、このスタイルの豪華な形でナヴラタンを所有していました。
クンダンというのは、インドだけの石留の方法で、枠と石の隙間を純金で埋め込むという手法。
ふくりん留め・ふせこみという現代に使われる技法とは似ていますが、違います。
クンダン留めでは、枠の形と石の形が違っていても留めることができます。
ミナとは、ミナカリの略。ミナカリとは、インド七宝のこと。
インドは広大な国土を持つため、地域によって、七宝の色や手法が違います。
本作のミナカリは、一番美しく丈夫な、ラジャスタンのミナカリで、代々のミナカリ職人の手によるもの。
宝石の石留めの職人はまだいますが、ミナカリの職人は少なくなってしまいました。
華やかな王族たちが豪奢なジュエリーを身に着けた時代の、表面はダイヤ・ルビーなどの宝石、
裏面にはミナカリという贅を尽くしたこのスタイルがインドのハイジュエリーの代表となっています。
ヨーロッパの有名ブランドもこぞってこれに似たジュエリーを作りました。
本作クラスになると、アンティークジュエリーとして他国に流出してしまうことも多々あり、
その場合は、高額な値段で売買されてしまうのです。

ナヴラタンのそれぞれの石たちは厳選し、ダイヤモンドは伝統的なローズカットになっています。
ペンダント全体のフォルムは菩提樹の葉を象っており、お守りにはよく使われるモチーフです。
裏面のミナカリは、赤・白・緑の3色で典型的なラジャスタンの伝統柄と色使いです。ここまでの厚みと繊細さを
出せる職人がほとんどいないので、アンティークジュエリーと混同されてしまうのも致し方ないといえるのかもしれません。

バチカン部分にk18の刻印

金チェーンはもちろん、黒の綿コードやベビーパールその他天然石のネックレスを合わせていただいてもステキです。

ミナカリ部分は丈夫とはいってもガラス質ですので、ぶつけたり衝撃を与えるのはお避け下さい。
また、クンダンセッティングのため、水中でお使いになるのはお避け下さい。
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